ホームズ君セミナー
ホームズ君「太陽の力をすまいの力に 室温デザインのすすめ」セミナー
ZEH普及と共に、外皮性能であるUA値の強化が飛躍的に促進され、HEAT20のG1レベルを目指す住宅が一気に増え、それだけでなく「G2レベルです」という物件も珍しくなくなりました。
ところが、このUA値。「UA値は良いのに思ったより寒い、電気代がかかる」、「UA値はどこまで狙うべきなのか」といった声も聞かれるようになりました。確かにUA値が良いほど(小さければ)、熱損失は少ないため、少ない熱供給で室内を快適な温度に保つことが可能となります。ただし、UA値は地域区分ごとに大まかに示されている指標であり、熱の供給源である日当りについて、隣棟などの影による低減を全く考慮しない性能値です。つまり、UA値は良いのに寒いということは熱供給が不足していることが考えられ、すなわち、室温は熱損失の程度だけでは決まらないことがわかります。
以上をふまえ、冬は熱の損失だけでなく、日射を積極的に取り込んで暖房を減らし、暖かい室温を実現する工夫が必要です。これがまさにパッシブ設計です。
このパッシブ設計は、具体的には以下のような要因を考慮していく必要があります。
本セミナーでは、このホームズ君「省エネ診断」すまいのエコナビオプションの新機能についてもご紹介いたします。
ところが、このUA値。「UA値は良いのに思ったより寒い、電気代がかかる」、「UA値はどこまで狙うべきなのか」といった声も聞かれるようになりました。確かにUA値が良いほど(小さければ)、熱損失は少ないため、少ない熱供給で室内を快適な温度に保つことが可能となります。ただし、UA値は地域区分ごとに大まかに示されている指標であり、熱の供給源である日当りについて、隣棟などの影による低減を全く考慮しない性能値です。つまり、UA値は良いのに寒いということは熱供給が不足していることが考えられ、すなわち、室温は熱損失の程度だけでは決まらないことがわかります。
以上をふまえ、冬は熱の損失だけでなく、日射を積極的に取り込んで暖房を減らし、暖かい室温を実現する工夫が必要です。これがまさにパッシブ設計です。
このパッシブ設計は、具体的には以下のような要因を考慮していく必要があります。
- 地域の気象条件(外気温・日射量)
- プランニングや空調計画(全館or居室のみ、24時間or間欠)
- 断熱仕様の部位によるバランスによる違い(壁・天井・基礎の断熱レベル)
- 開口部の断熱仕様の違い(開口の性能強化型vs開口以外の部位の性能強化型)
- 周辺状況による日当りの違い
本セミナーでは、このホームズ君「省エネ診断」すまいのエコナビオプションの新機能についてもご紹介いたします。
- 床下エアコン対応
- 熱交換換気設備対応
- 遮蔽物の昼夜設定
- ハニカムブラインド・断熱雨戸対応
- 通風設定
- 室温断面図アニメのGIFファイル出力
開催概要・お申込み
日時 | 時間 | 地域 | 会場 | 定員 | 申込 |
---|---|---|---|---|---|
2017年 10月19日(木) | 13:30~16:30 (13:00開場) | 東京 | KFC Hall&Rooms 国際ファッションセンター 【11階】Room111 (都営地下鉄大江戸線 両国駅 A1出口直結) | 100名 | 終了 |
2017年 10月26日(木) | 13:30~16:30 (13:00開場) | 大阪 | (地下鉄堺筋本町駅 徒歩約5分) | 100名 | 終了 |
なにとぞご了承ください。
参加者名欄に、複数のお名前を入力なさらないようお願いいたします。
受講費
無料(事前申し込み制・先着順)
※受講票はセミナー開催日の約2週間前を目安に、メールにてお送りします
講演内容
室温デザインのすすめ
- パッシブ設計による室温変動・最低室温のデザイン
- 同じUA値でも設計プランでこんなに違う、暖房負荷と最低室温
- 施主が望むのは日当りのよい家づくり
- 設計プランの影による周辺への影響も確認
- 日当りは見える影で考えるのか、見えない熱で考えるのか
- パッシブ設計の効果を見える化する「動的熱負荷計算・非定常計算」とは何か
- 拡張アメダスデータ最新版で地域の気象を読み解く
- 冬の最低室温、夏のオーバーヒートの確認のしかた
- 冬対策の床下エアコンと夏対策の吹抜けエアコンの効果
- 実測データとホームズ君のシミュレーション値の比較検証
やってみよう室温のデザイン(密集地に建てるコンパクトで開放感のある暖かい家)
- 自然室温の確認
- ライフスタイルに合った暖冷房計画
- 室温シミュレーション
- 夏・冬、それぞれの分析と対策
- エアコン選定
ホームズ君『すまいのエコナビ』動的熱負荷計算の紹介
- 敷地と隣棟の入力
- 気象の確認
- 構造材、断熱材の入力
- 算定条件の入力(暖冷房、内部発熱、照明、家電、調理、換気)
- 年間の室温変動と暖冷房負荷計算の結果をグラフ表示
- 結果の読み取り方、評価方法
- バージョンアップ紹介(床下エアコン、熱交換換気設備、遮蔽物条件強化、ハニカムブラインド、通風など)
※プログラムは予告なく内容を変更する場合がございます。
お問合せ
株式会社インテグラル 担当:野口・堀切
TEL:029-850-3331 (受付時間:平日9時~18時)
FAX:029-850-3334
E-MAIL:info@integral.co.jp
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